2006年11月14日

「いじめ」の問題はなぜいつまで解決しないのか

混迷するばかりの「いじめ」問題なのだが、なぜ解決出来ないのか考えてみた。その根本は「いじめ」という言葉の曖昧さに原因があるのではないだろうか。

学校内で「子ども」が起こしたことなら、不器用な男の子が好きな女の子に意地悪するのも、暴行・傷害罪にあたるものも「いじめ」と定義されてしまう、これが問題だと思う。「いじめ」のひらがなの表記に疑問を感じる人は多いと思われるが、暴行・恐喝・傷害事件に当たるものを、暴行・恐喝・傷害事件と表記することをためらわせる「何か」がある。

「子ども」という言葉が持つ聖性を、近代的法学用語でズタズタにされるのを嫌悪する心理が我々にあるのではないか、もしかするとそれがいつまでも「いじめ」という言葉の定義を曖昧にさせているのではないか、と考えた。

「いじめ」の定義を曖昧なままにしているうちは、いじめ問題は解決しないだろう。

posted by 秘密組合員 at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月30日

単位不足、内職させればいいんだよ

私の在籍していた高校は、進学希望が半分、就職希望が半分の中途半端な学校でしかも進学指導はあまり熱心とはいえない所だった。そんな訳で教師と生徒の暗黙の了解で、進学希望の生徒は内職御免でした。

私は文系だったので、物理や数学の授業中に英語や現国の内職をしていました。これが自室や自習室でやるより、集中できて中身の濃く内職できるんですよ。私は高校に在籍していただけです、自分で学習していました。私のいた高校じゃ、ジャク・デリダなんて教えてくれませんでしたしね。

コリン・ウィルソンの土管に住みながら、大英図書館に通って独習したというし。要は当人の意欲だと思う。

地方の公立名門校は、大都市の有名私立と比較されて何かと大変だとは思う。

posted by 秘密組合員 at 02:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月27日

「学校の思い出」という共同幻想

鹿川君事件から20年も経ているのに、苛めの問題が全く解決していない。我が国が敗戦から立ち直り、東京オリンピックを成功させるが20年なのだから、今まで一体何をしていたのだろうか。

以前から学校でのクラスを廃止した
教科教室型が苛め対策として有効だと指摘されているが、あまり普及していない。

これに対して教師側からは、子供たちから教師の能力を評価されることもあって強い抵抗がある。
父兄からは、メディアで消費される様な「学校の思い出」をベースにした抵抗がある。

「学校の思い出」という共同幻想はかなりやっかいだ。
posted by 秘密組合員 at 01:40| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月15日

久米宏のラジオ新番組

今月から、久米宏がTBSラジオで新番組を始めた。同じ時間帯に他の放送局で「みのもんた」と小倉智昭も新番組を開始したから少し話題になっている。聴き比べた感じは久米宏が一番面白い。

10月14日の放送で、久米宏が最近HNKのニュースでは体言止をしている、これでは日本語がおかしくなると言っていた。このところ、NHKのニュースを視ていて感じた違和感はこれかと思った。
例えば、「最低人が地底人に対し宣戦を布告しました」と言うべきところをNHKでは「最低人が地底人に対し宣戦を布告したニュース」と言っているらしいのだ。確かにあまり関心できないな、普通に言った方がいい。

それから、10月14日のゲスト斉藤泉さん。彼女は山形新幹線で車内販売員で東京−新庄間往復7時間で30万円の売り上げを販売するそうだ。他の販売員さんが往復平均8万円ぐらいで、東京都内のコンビニで優良店で一日の売り上げが50万ぐらいだから彼女の凄さが分かる。
単に販売だけでなく、すき焼き弁当に温泉卵をつけるアイディアで新商品を開発し、すき焼き弁当の売り上げをおおいにのばしたらしい。
意外なことに彼女はアルバイト、非正規雇用だ。正社員になってしまうと現場を離れなければならなくなるから、アルバイトのままでいるらしいのだ。

あさましいマーケッターは彼女をどう評価する。


posted by 秘密組合員 at 01:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月12日

ああ、ついにやってしまったか

キューバ危機の時はこんな感じだったのだろうか?

この場の持ち出すのは少し違うとは思うが、北朝鮮の核実験後の日中韓米露の立場の変化を考えると、カール・シュミットの「友敵理論」を連想するのだが。

posted by 秘密組合員 at 01:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月12日

阿部謹也先生のご冥福をお祈り申し上げます

我が国においての中世ヨーロッパ史の第一人者、阿部謹也さんが亡くなった。

かなり前のことだが、ボッシュの「悦楽の園」をテキストにした講演を聴いた事があった。阿部先生の講義を受けられる学生をうらやましく思った。

阿部先生のご冥福をお祈りします。
posted by 秘密組合員 at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 中世の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月16日

人間のたくらみではできないもの

ギュンター・グラス氏がナチス親衛隊であったことを告白した。日本では第一報のみで、あまり話題にならなかった。しかしpfaelzerweinさんのブログによるとドイツではかなり騒ぎになっているらしい。

思い出したのが約10年前ほどに、住井すゑ女史が、戦時中に戦意高揚小説を発表していたことが判明した事である。戦時中、彼女は40代で若気の至りという言い訳は通用しない。戦後の彼女の行動を全否定しかねない事だったのだが、うやむやのうちに終わってしまい、彼女も鬼籍に入った。

今回のことで、ナチス党員だったハイデガーの事を想起した人はたぶん多いと思う

孫引きで恐縮なのですが、手元にあった本「ハイデガー=存在神秘の哲学:著)古東哲明」の第五章、ハイデガーとナチスの関係について述べている章の扉に引用されていた文章。「理想の世の中だの、楽土なんていうものは、人間のたくらみで出来るものじゃない。」(中里介山「大菩薩峠」胆吹の巻)。
posted by 秘密組合員 at 23:38| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月10日

今年の夏も暴力的暑さですね

このところ暴力的な暑さですね。

1.長野県知事選挙の感想。
そろそろ、無党派と言う言葉には侮辱的で醜悪な意味を加えたらどうだろうか。伊藤惇夫さんがどこかで、無党派層とは自分を「見識があって自立した存在だ」と思いこんでいる人々であると、どこかで書いていた。この言葉の居心地のよさに安住する人々は、もうここから自立するべきだと思う(私も含めて)。

2.ボクシングの判定、云々。
判定云々には興味はない、ただ日刊ゲンダイに載っていた記事でこの亀田親子を始めとして、最近大衆に受けるのは物語に共通するのは「家族」と言うキーワードであると、ここに興味がある。とにかく、家族の物語で感動したい人が多いのだ。私はどうも、この手の話は作り手の底意が見えて、嫌なのですが。

posted by 秘密組合員 at 03:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月26日

NHK特集「ワーキング・プア」の感想

7月23日の放送を見た同僚から話を聴いて、再放送を見た。

見たあとは少し鬱になった、他人事ではないと思ったからだ。リストラや勤務先の倒産と言った事態を乗り越えたとしても我々が職を失う可能性ない訳では無い。私が知るケースでも、社内のクーデター騒ぎに巻き込まれて辞職したとか、社内の女の子に二股かけて、その女の子たちに社内で大暴れされて会社に居ずらくなって退職した(まあ、これは自業自得か)とかがある。

ひと昔まえだったら、中高年でも職を失ったときは、再就職先をえり好みしなければ受け入れてくれる中小企業があった。それでなければ、農業や商店などの家業を継ぐとか、それでもだめならタクシードライバーやトラックドライバーといった選択もできた。こういったものは90年代にズタズタにされた、一度職を失ったなあとは堕ちて行くのみなのか。勤め人は足の下板一枚のその下は地獄なのか。

経済を人体に例えるなら貨幣は血液になるらしい、なら現在の日本経済は肘から先、膝から下へ血液が流れにくくなっているのかもしれない、そして指先は壊死しはじめているのかも。

ただ、希望を見出そうとするのなら、少し前にこの番組のようなことを主張したのなら「自己責任」の呪文(これは正に呪いの言葉だ)で否定されていただろう。このような番組は製作されること自体、「ワーキング・プア」と言う事態を何とかしなければ社会の動きと思いたい。

posted by 秘密組合員 at 05:35| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月23日

野外コンサートは体力勝負か

富士スピードウェイに行く予定だったが、急な仕事で断念。まあ野外コンサートは体力的にもう自信ないし。

ジェフ・ベックとバディ・ガイは見たかったな。バディ・ガイは日本で聴けるのは今回が最後かもしれないし。
posted by 秘密組合員 at 02:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。