2006年10月27日

「学校の思い出」という共同幻想

鹿川君事件から20年も経ているのに、苛めの問題が全く解決していない。我が国が敗戦から立ち直り、東京オリンピックを成功させるが20年なのだから、今まで一体何をしていたのだろうか。

以前から学校でのクラスを廃止した
教科教室型が苛め対策として有効だと指摘されているが、あまり普及していない。

これに対して教師側からは、子供たちから教師の能力を評価されることもあって強い抵抗がある。
父兄からは、メディアで消費される様な「学校の思い出」をベースにした抵抗がある。

「学校の思い出」という共同幻想はかなりやっかいだ。
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2006年10月15日

久米宏のラジオ新番組

今月から、久米宏がTBSラジオで新番組を始めた。同じ時間帯に他の放送局で「みのもんた」と小倉智昭も新番組を開始したから少し話題になっている。聴き比べた感じは久米宏が一番面白い。

10月14日の放送で、久米宏が最近HNKのニュースでは体言止をしている、これでは日本語がおかしくなると言っていた。このところ、NHKのニュースを視ていて感じた違和感はこれかと思った。
例えば、「最低人が地底人に対し宣戦を布告しました」と言うべきところをNHKでは「最低人が地底人に対し宣戦を布告したニュース」と言っているらしいのだ。確かにあまり関心できないな、普通に言った方がいい。

それから、10月14日のゲスト斉藤泉さん。彼女は山形新幹線で車内販売員で東京−新庄間往復7時間で30万円の売り上げを販売するそうだ。他の販売員さんが往復平均8万円ぐらいで、東京都内のコンビニで優良店で一日の売り上げが50万ぐらいだから彼女の凄さが分かる。
単に販売だけでなく、すき焼き弁当に温泉卵をつけるアイディアで新商品を開発し、すき焼き弁当の売り上げをおおいにのばしたらしい。
意外なことに彼女はアルバイト、非正規雇用だ。正社員になってしまうと現場を離れなければならなくなるから、アルバイトのままでいるらしいのだ。

あさましいマーケッターは彼女をどう評価する。


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2006年10月12日

ああ、ついにやってしまったか

キューバ危機の時はこんな感じだったのだろうか?

この場の持ち出すのは少し違うとは思うが、北朝鮮の核実験後の日中韓米露の立場の変化を考えると、カール・シュミットの「友敵理論」を連想するのだが。

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2006年08月16日

人間のたくらみではできないもの

ギュンター・グラス氏がナチス親衛隊であったことを告白した。日本では第一報のみで、あまり話題にならなかった。しかしpfaelzerweinさんのブログによるとドイツではかなり騒ぎになっているらしい。

思い出したのが約10年前ほどに、住井すゑ女史が、戦時中に戦意高揚小説を発表していたことが判明した事である。戦時中、彼女は40代で若気の至りという言い訳は通用しない。戦後の彼女の行動を全否定しかねない事だったのだが、うやむやのうちに終わってしまい、彼女も鬼籍に入った。

今回のことで、ナチス党員だったハイデガーの事を想起した人はたぶん多いと思う

孫引きで恐縮なのですが、手元にあった本「ハイデガー=存在神秘の哲学:著)古東哲明」の第五章、ハイデガーとナチスの関係について述べている章の扉に引用されていた文章。「理想の世の中だの、楽土なんていうものは、人間のたくらみで出来るものじゃない。」(中里介山「大菩薩峠」胆吹の巻)。
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2006年08月10日

今年の夏も暴力的暑さですね

このところ暴力的な暑さですね。

1.長野県知事選挙の感想。
そろそろ、無党派と言う言葉には侮辱的で醜悪な意味を加えたらどうだろうか。伊藤惇夫さんがどこかで、無党派層とは自分を「見識があって自立した存在だ」と思いこんでいる人々であると、どこかで書いていた。この言葉の居心地のよさに安住する人々は、もうここから自立するべきだと思う(私も含めて)。

2.ボクシングの判定、云々。
判定云々には興味はない、ただ日刊ゲンダイに載っていた記事でこの亀田親子を始めとして、最近大衆に受けるのは物語に共通するのは「家族」と言うキーワードであると、ここに興味がある。とにかく、家族の物語で感動したい人が多いのだ。私はどうも、この手の話は作り手の底意が見えて、嫌なのですが。

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2006年07月26日

NHK特集「ワーキング・プア」の感想

7月23日の放送を見た同僚から話を聴いて、再放送を見た。

見たあとは少し鬱になった、他人事ではないと思ったからだ。リストラや勤務先の倒産と言った事態を乗り越えたとしても我々が職を失う可能性ない訳では無い。私が知るケースでも、社内のクーデター騒ぎに巻き込まれて辞職したとか、社内の女の子に二股かけて、その女の子たちに社内で大暴れされて会社に居ずらくなって退職した(まあ、これは自業自得か)とかがある。

ひと昔まえだったら、中高年でも職を失ったときは、再就職先をえり好みしなければ受け入れてくれる中小企業があった。それでなければ、農業や商店などの家業を継ぐとか、それでもだめならタクシードライバーやトラックドライバーといった選択もできた。こういったものは90年代にズタズタにされた、一度職を失ったなあとは堕ちて行くのみなのか。勤め人は足の下板一枚のその下は地獄なのか。

経済を人体に例えるなら貨幣は血液になるらしい、なら現在の日本経済は肘から先、膝から下へ血液が流れにくくなっているのかもしれない、そして指先は壊死しはじめているのかも。

ただ、希望を見出そうとするのなら、少し前にこの番組のようなことを主張したのなら「自己責任」の呪文(これは正に呪いの言葉だ)で否定されていただろう。このような番組は製作されること自体、「ワーキング・プア」と言う事態を何とかしなければ社会の動きと思いたい。

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2006年07月23日

野外コンサートは体力勝負か

富士スピードウェイに行く予定だったが、急な仕事で断念。まあ野外コンサートは体力的にもう自信ないし。

ジェフ・ベックとバディ・ガイは見たかったな。バディ・ガイは日本で聴けるのは今回が最後かもしれないし。
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富田メモの公開はもしかすると

もしかすると、我々は歴史的な事件をリアルタイムで体験しているのかも知れない、とそう思う。

入江侍従長や徳川侍従長の話から、もしかするとそうなのかもしれないと、思われていたことだが、やはりそうだったのかと。

それにしても、富田メモの公開に踏み切った人々がどの様な決意を以ってそれを為したのかを聴いてみたい。
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2006年07月10日

玉石混交

私のよく利用する書店では、新書とライトノベルの棚に活気を感じる。新書は説明の必要はないと思うが、ライトノベルとは何ぞや?という人も多いと思われる。簡単に言うと、表紙がアニメ絵でゲーム攻略本やマンガの売り場あたりにおいてある、その類の文庫本です。中には200万部を越える売り上げの人気作品もあるらしいのだが、一般のメディアではそんな情報はあまり扱われてはいない、これについては別の機会に書きたいと思います。

さて新書なのですが、ここ数年各出版社でかなり力を入れているらしく、一週間書店に行っていないとその間に何冊か新刊が出ていることもよくある。正に玉石混交といった感じで、玉もあるが石も相当多い。石と言うよりはトンデモ本と言ったほうがいいかも知れない。

私がトンデモ本だと思うの物は共通した特徴がある。
@年長者向けに書かれた若者批判。
Aインターネット、ケータイ、ゲームのせいで世の中悪くなった。
B昔はよかったなあ。
とこのような内容で書かれた本は100%トンデモ本だ。

10歳〜19歳の少年が殺人・強姦などで検挙された数の対人口比の最も高かったのは、インターネットもケータイも無かった昭和35年ですからね。
参照:http://kangaeru.s59.xrea.com/

後藤和智さんのグログはこの手のトンデモ本に鋭い分析をしているので、是非参照してください。


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2006年07月05日

いまさらながら思ったこと

日本では、すっかり過去の出来事になってしまった感のあるワールド・カップ。今回、私の感想としては、今後ワールド・カップに勝ち抜くためには、一民族の力だけでは難しいのではないか?と思った。

勝ち残る国の多くは、
@多民族国家
Aかつて世界に覇を称えていていたか、それに順ずる歴史を持つ国家
この2つではないのかと思った。

@はブラジルを始めとする中南米諸国。Aはイギリスやドイツ、イタリアなど。
@については説明の必要は無いと思う。Aについては多くの民族や文化との摩擦を経験してきた歴史を持つ国家は他国との争いには強いと思った。

我が民族を振り返れば、同民族のなか阿吽の呼吸で長年過ごしていただけに、我が民族のみでワールド・カップを勝ち抜くのは困難ではないのかと感じた。
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2006年06月30日

パパは許さないぞ

ブライアン・セッツァー来日公演告知CMが放送されている。見事にオッサンになってる。

たしか20数年前、ブライアン・セッツァーはロバート・プラントの娘とつきあっていて、プラントパパを大激怒させていたな。
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2006年06月27日

現代人は超えうるか

久々に、福田恒存を敬愛する友人に会った。

彼は最近の保守派の迷走ぶりを嘆いていた、その原因を80年代までは左翼で90年代に保守に転向した人々、その彼らがかつての左翼のダメな部分を持ち込んだ為ではないかと苦笑まじりに言う。

最近の保守派のある部分は急進的で、今では福田和也氏や西部邁氏が中道かと思えるほどだ、ただそれが情緒的、感情的に急進的であるのだが。

リベラル派には、小熊英二や宮台真司のような強力な論者が出てきているのに、今のままでは保守派に福田恒存を超える人物は出てこないのでは無いかと友人は危惧していた。
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2006年06月18日

新旧、狢たち

前バブル期に「プランナー」を名乗る人物がいて(今もいるか)、中には胡散臭い感じの人物がいた。最近は「マーケター」を名乗る人物に当時感じた胡散臭さを感知するのだが。最近はバカおやじ御用達メディアでよく眼にする人物だ。
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2006年06月10日

あの人も

更新をさぼっている間に、なにかと騒がしかったですなあ。

今後の関心事は、O社のM会長に司直の手が伸びるか否かだ、大方の予想はそこまでは行かないのではないかと言う事だが、あの堤氏でさえあのようになったからな。
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2006年05月30日

迷うべきではなかった

昨日、中古CD屋で、ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレイター(長いから以下、VDGGと略)のvitalを発見。買うかどうか迷った末、結局買わなかった、しかし時間が経つとどうしても欲しくなり本日その店に行くともう無かった。ship of foolが聴きたかった。

VDGGも29年ぶりに再結成されて、昨年はライブも行われたようだ。しかしVDGGのメンバーも見事におじいさんになっているなあ。
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2006年05月22日

原油の次は穀物か

世界規模で穀物は減算傾向らしい。戦中派の父母からは、戦中戦後の食料事情をしつこく聞かされてきただけに、何かぞっとする話だ。

もしかすると今後、穀物が戦略物資として扱われるかもしれない。

笠井潔の「巨人伝説」はそんな話だった。冷戦当時の設定で、2年連続の世界的冷害で飢餓状態に陥ったソ連が西ヨーロッパに侵攻図った。アメリカは核戦争を決心するか、穀物をソ連に供給するかの選択をせまられ、後者を選んだ。その穀物は日本へ売却予定のものだった。

「巨人伝説」は伝奇小説なので、これは物語を面白くするための設定なのだが、現在ならソ連を中国やインドにおきかえてみると、ゾゾットするわな。
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2006年05月16日

厳罰化しなければならないのはどっちだ

最近、取引先の顧客クレーム報告書を読ませてもらう機会があった。

特に目立つのは、クレームをつけて来る顧客の年代が圧倒的に50代が多いことだ、それもささいな理由が多い。

鉄道の駅員に暴行を働くのは圧倒的に50代男性らしい、殺人事件を起こすのも50代が最も多い、凶悪化する少年犯罪と言うのはどうやら嘘らしい。この辺は「50代 犯罪」でググッテ見てください、なかなか面白いです。

今後、50代の心の闇が問題になるかな、あんま考えたく無いけど。
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2006年05月11日

古井由吉を憶えてますか

という訳で、GWは会社で電話番しつつ、滞留していた書類や伝票類を一気に片付けて、それはそれで実に充実していた。

書類も伝票を片付いてしまうと、電話番だけとなってしまったので、ロッカーに放り込んであった文庫本を引っ張り出して読んでいた。その中で、古井由吉の「杳子」だが今読み返すと、引きこもりを初めとする90年以降的問題を先取りしているなと思った。

もし「杳子」を映像化するなら、監督は誰で杳子役は誰でなど、想像してみたが、ある意味かなり難しいな。
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2006年05月03日

かつての中産階級の家庭に在った物

60年代70年代の中産階級以上の家庭には、百科事典と文学全集を備えていた所があった。今では、両方とも図書館に行かなければお目にかかれない。

それで我が家には、講談社の少年少女新世界文学全集があった。googleで検索してみると、昭和30年代に全38巻刊行されたらしい。今、思い出してみると、小公女や八犬伝の様なメジャーな作品からこの全集でしか読めなかったようなマイナーな作品まで収録してあった。かなりレベルは高い。

その中でも21巻収録の「シミトラの孤児」が好きで、小5・6年生の頃くりかえし読んでいた。追憶に浸るため再読してみたいが、恐らくこの全集以外では読めないと思われる。たしかこの全集は誰かに譲って、今はもう無い。

「シミトラの孤児」の粗筋は、ギリシャで暮らしていた仲の良い兄妹がいた、しかし大地震で両親と他の兄弟を失い2人はオランダの家庭に里子として引き取られる事になった。2りは暖かい家庭に迎えられた。しかし間もなく妹がホームシックになり、ギリシャに帰りたがる様になり、北海に浮かぶ雲をギリシャの高山と思い込んだ妹はボートで荒海に出て行って行方不明になった。そして兄は暖かく迎えてくれた一家に申し訳なく思いながらも、妹を捜す旅にでた。

記憶ではこんな話だったが、確かめるには国会図書館にでもいくしかないかな?40年以上前の本だからな。もしどこかの図書館で蔵書しているのなら、大切にしてほしい、いつか閲覧にいくから。

それから、タイトルだけ憶えている作品で「七つの山のかなた」というのもあったが、これも確認してみたい。
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2006年04月22日

そこまではたどり着けそうにも無い

最近のニュースを見ていて、「カラマーゾフの兄弟」のイヴァンとアリョウシャの対話、それに大審問官も再読したくなった。手元に「カラマーゾフの兄弟」が無いのでとりあえず、また松岡正剛さんの千夜千冊を参照。

「カラマーゾフの兄弟」とは関係がないが、私も松岡さんと同じ様な経験があるますよ。高校生の時、思いを寄せていた一見清純な女の子のもう一つの顔を知り頭を抱え、その後しばらくはニヒリズムに陥ったことが。

「大審問官」の問題は未だに色褪せない。私なぞは、一生イヴァンの領域で終わりそうだ、アリョーシャの域まではたどり着けそうに無い。
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